うちのオヤジの武勇伝その④
またまた武勇伝
それは僕が小学生の時のお話でした。
当時僕はよくオヤジと将棋をしていました。
オヤジは変な人ですが、将棋は滅法強く、なかなか勝たせてくれませんでした。
で、毎回オヤジと打つ時は飛車角落ちで(すごいハンデ)で打ってました。それでもオヤジにはなかなか勝てませんでした。
しかし、ハンデ持ちで打っていてもさすがの僕も面白く有りません。
ある日、オヤジに僕は申し出ました
俺「ねぇ?たまにはヒラ(ハンデ無し)で打とうよ。」
そう言うと、オヤジは笑い、僕をバカにするようにこう言いました
「お前とヒラで打ったら片目で勝てるわい。」
・・・
お前とヒラで打ったら片目で勝てる・・・
打ったら片目で勝てる・・・
片目で勝てる・・・
片目で・・・・
・・・・
・・・・
・・・
当時の小学生時代の僕には、どこをどう突っ込んで良いのか分りませんでした。
てか将棋って両目と片目でやって、結果が違うのか。