どの県の人口が増えていて、どの県が一番子供を産んでいるか統計を見てみたら驚きの結果に・・・経済力関係ないやん。
なんというか、このデータを見たら目が釘付けになった。
都道府県別の令和3年に何人が生まれて何人が死んだって言うデータだ。
実に興味深いのが、何とこの時代に死ぬ人より産まれてくる人が多い県が一つだけ・・・
それが沖縄県!!!!!!
14500人が生まれて13800人が亡くなっている。これはすごい。
代わりに出生率とかそういうのがめちゃくちゃデータが悪いのが東北の秋田とか山形。
山形何て15700人が亡くなっているのに5800人しか産まれてない。それに加えて県外に出ていく人も多いからまぁ人口減少は激しいんだろうなとは想像に難くない。
それいしても沖縄県の人口当たりの出産数もぶっちぎりの1位。これは意外だった。
で、このデータを見ると、都会ほど子供を産まないっていう関連性も見てこないし、しっかり田舎でも出生率は低い県は低い。別に田舎になればなるほど若者が早く結婚して子供を作っている訳でもない事がわかる。
で、死亡数と出生数の比較をしてたけど、そこで特に健闘していたのが滋賀県。これも意外。
人口当たりの新生児の割合も全国第二位。これはめちゃくちゃ意外。それなのに大阪や京都は都会のわりに愛知や東京と同じかそれよりも少し悪いくらいなのに。
まぁ、滋賀って意外と交通の便が良いしそこまで土地も高くないから若い人には住みやすいのかもだけど。
ちなみに都会では我が愛知県が一番出生率とかそういうのでは健闘してた。まぁ愛知県自体が経済的に自立しているし、別に他県に出ていかなくてもよいくらい充実しているというのもあるけど。
少子化対策で「結婚する世代に金がないから」って言う理由は、このデータからは見て取れない。それなら東京や大阪が高くなるはずだけど、他県に比べて飛びぬけて高くなんてなってない。
ちなみに沖縄って一番所得が低い県だけど、それでもたくさん産んでいる訳だ。多分推測だけどこれ県民性なのかな?って思う。
あと滋賀と愛知はもうこれは安心感を与える環境としか言えないのかもしれない。
そう考えると、沖縄県民と本土の人間が何が違うのか考えてしまう。彼らはお金はないけど子供は産んでいる。
「なんくるないさー」の精神が、大いに影響していると思うのは想像に難くない。
少子化の原因がこれから見ると、周りの環境うんぬんいうよりも、本人たちの意識の問題である気はしてくる。
ちなみに昭和60年に比べて10代の女性の出産数は4分の1くらいになっている。しかし女性が4分の1に減った訳じゃない。
てか、昔の方が「何も考えないでうんじゃった」みたいな雰囲気がめちゃくちゃあったって話である。
要は、大して深く考えずに、何となく子供が出来ちゃったから仕方ないねー--みたいな大らかな気持ちと言うかそういうものが現代では無くなったんじゃないかな?と。
子供が出来る事への障壁と言うか、特別感がめちゃくちゃ出ちゃって、とかく育児とかそういうものが日常ではないスペシャルの事で、より入念に準備しなきゃいけない。子育てに失敗しちゃいけないとか、現代の方が重圧が大きいんじゃないかって思う。みんなより完璧にならないといけないみたいな。
「金がないから子供が作れない」んじゃなくて「金がないと子供が作れないと思い込んでいる」と言った方が正解か。
もう今の時代、何かと失敗できないしミスも出来ないしで、深く考えずに人生進むことを悪い事と思っている風潮。それが少子化の原因だとは思う。
ま、思うとか推測とかそういう事で片付けちゃったけど、とかく少子化対策ってのは、「気楽に子供作りましょ」って雰囲気を作って、子供が出来たらみんなで助け合うみたいな。
とかく若い人たちが気楽に生きれるように仕向けるしかない。もしくは気楽に生きている外国の女性と日本の男どもを結婚させるしかないと思った。