モテない奴を救済しない、モテない事を自己責任と言ってしまう社会だから人口が減っていると言う紛れもない事実。
一柳です。
まぁ色々人口減少が叫ばれてますね。日本の総務省が12600万人とか日本の人口を発表していましたが、実際は在留外国人を除くと12300万人くらいらしいです。(その差は外国人数)
2008年から大体350万人くらい日本人は減っています↓
これは令和元年のデータで、出生数と死亡数が大体差が60万人くらいあるんで、実際は恐らくですが、ピーク時より日本人は500万人くらい減少していて、それで恐らくですが段々減っていく数は加速していき、10年後くらいには700万人くらいは今より減っていくんじゃないかと思います。
まぁそれもこれも婚姻数に原因があり、婚姻数の減少が原因なんですが
で、これを見るとまぁまぁ結婚できていないと言うのが分かる。
で、それは最近の若者が草食化したからか?とかそういう意味でもない。ただ単にお見合いが無くなってその分割合を食って人間が減っているだけであった↓
記事「日本の結婚は30年前にはすでに詰んでいた。失われた社会的システム」 荒川和久さん著
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20211112-00267601
この記事を見る限り、「モテない奴」が要は結婚できなくなったから、出生率が下がっていると言う紛れもない事実が浮かんでくる。恋愛結婚する割合とか昔からそんなに変わっていないのだ。
「好きでもない結婚」=「邪道」と言う価値観がお見合い婚を消え失せさせ、そして恋愛強者が何度も再婚できてしまう社会になっている↓
離婚再婚を繰り返す「時間差一夫多妻男」のカゲで生涯未婚の男たちが増えていく
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20211214-00272517
この社会では「恋愛弱者」いわゆる「モテない奴」と言うものは、軽蔑される対象であり、笑われる対象である。
日本社会は「モテない奴の救済」と言うと、「何言ってんだか」みたいな雰囲気になる。そして「社会福祉の充実」とか「子育て環境の適正化」みたいな、めちゃくちゃ的外れな議論しかしなくなる。
少子高齢化って言うのが「モテない野郎どもが子供を作る」と言うめちゃくちゃハードルの高い事をクリアーしなきゃ解決しないのに、まみんな心の底で「無理」と思ってるか知らないが、それを議論しようともしない。
「モテないのは自己責任」この価値観がはびこった社会で少子高齢化を解消するのは、まったくのムリゲーと分かる。
ちなみにこの方の記事では恋愛に長けている人間の割合は昔から変わりなく、恋愛に奥手な人間が得意になる可能性はほぼ無いと言っている(今から100m走で9秒台で走れと言いうのと一緒)
「恋愛力が高い」のは才能であって、恋愛強者が「ハウトゥ恋愛」を学んではいない。そして恋愛弱者に「恋愛強者」になるべく特訓して「恋愛強者」に出来るんだったら、元々苦労なんてしないのだ。
逆に今から適齢期の女性たちに「モテない男性と結婚しなさい」と言ったらどうだろうか?
「キモい」「無理」と言った言葉が返ってくるのは想像に難くはない。
本能的に「モテる能力」と言うのは魅力的な能力で、そういった遺伝子を後世に残したい気持ちが心のどっかにあるんだろうと思う。
そして、その価値観が植え付けられた社会では、もう女性の脳みそを外科手術でも変えない限りもう今更無理だとは思う。
1.モテない奴はキモイ
2. 好きにならない恋愛は本当の恋愛じゃない
3. モテない奴をモテるようにするのは、ほぼムリゲー
で、正直こういう社会の価値観が変えられないんだったら、少子高齢化を止めたいなら、以下くらいの政策をしないといけない↓
●一夫多妻制の復活(モテる奴に子孫繁栄は任せれば良い)
●35歳以上の未婚男子(子供がいない)から、「子育て養育費」と言う名目で税金を取る→シングルマザー世帯や子育て世代に振り分ける
●金目当て・または容姿を気にしない若い外国人女性との婚姻を増やす
●子供産んだら、安泰に暮らせるくらいのヌルゲーを女性にしてもらう(子供産んだら社会が全部面倒見てくれるみたいな)
まぁ、この価値観がはびこってしまった社会では、この価値観を共有しない外国人女性と日本人の男性の結婚を増やすか、もしくは「恋愛強者」の何度も結婚する男がたくさん作っていく「シングルマザー」が余裕で食べていけるような社会にするしかない。
そうすると金はどこから出てくるか?ってなると、金を持っている高齢者か単身の男性から金を取るしかない。
恐らくそんなことをすれば日本中から日本政府が大ひんしゅくを買うのは目に見えている。そして日本の政治家さんたちは、そこまで腹をくくれないと見た。
そう考えると、もうこの社会の「婚姻制度」「子育て」は既に詰んでいると言える。
断言しても良いが、子育て環境の充実とか、社会福祉をどうこうしようとも「出生率」は上がらない。