今さら、倉木麻衣を聞いてみて思った事。
なんかyoutubeで倉木麻衣聞いています。
しかし、何かこの人って、人気はそこそこあったとは思うけど、何というか「コナンの歌を歌ってる人」と「宇多田ヒカルのパクリ」と言うイメージから始まって、それから抜け出すのに結構時間はかかった感じで、そのうちに人気が無くなっていった。
まぁ見た目も路線も今見れば、結構違うけよね。
デビューした「love day after tomorrow」が何か宇多田さんっぽく歌っていたから、まぁデビューの時はかなり「狙っていた」とは思う。
うん。まぁこれは確信犯ではある。とはいっても、その後の彼女の出した曲は、R&B全開のアメリカっぽい曲じゃなくて、どちらかと言うと「王道なJポップ」であり、事務所のGIZZAの歌手の良くあるタイプの「ありきたりだけど、耳障りじゃない曲」を歌っていた。
そして、宇多田さんより露出が低くても、「なんであの人テレビに出ないんやろ?」みたいなのはあんまり言われてなかった気はする(まぁ宇多田さんの手前出にくいのをみんな、察してたのか)
ちなみに、整形疑惑とか根強くて、しかもお父さんとの確執もあり、何か色々とゴタゴタして落ち着かない人ってイメージは有った(そっくりさんで、倉本麻衣ってAV女優をデビューさせてたり、かなり彼女の父親はイカレタ御仁であった)まぁパクり疑惑と周辺が落ち着かないけど、歌は売れているのにテレビに出ない不思議な人だけど、誰もテレビに出てほしいとかは特に思われてない、そして女の子たちから憧れていないと言う、かなり稀有な存在だった気はする。
倉木さんの父親と、そっくりさんの倉本麻衣さん
幼少期の倉木さんと成人後の倉木さん・・・あぁ・・・えぇ・・・うん。
まぁ何かしらスキャンダラスな香ばしい?臭いがする割に?そこまで彼女の私生活に世間様も興味を持ってなくて、それでも普通にコナンの曲ではいつも使われていたんで、消えることなく?意外と長く生きてこれた彼女ではあった(事務所が強かったんだろうね)
で、彼女の出した曲
stay by my side
secret of my heart
reach for the sky
always
key to my heart
Time after time ~花舞う街で~
渡月橋 〜君 想ふ〜
色々見てきたけど、楽曲はかなり良いとは思う。制作陣にも恵まれているとは思う。
そして途中で、もっと早いうちに「和テイスト」で攻めても良かったような気もする。
しかし・・・・しかしだ・・・
彼女の曲は確かにその辺に流しておくにはちょうど良い。だけど、何か足りない。何か塩味がめちゃくちゃ足りない豚骨ラーメンでもたべているかんじ。
まぁそれもこれも彼女には、声量と声の迫力みたいな物が、宇多田さんとか小柳さんと比べても無いんだよなぁ・・・物足りなさはそれなんだよな。多分。
同時期に活躍していた小柳ゆきさんと比べるとやはり実力にはめちゃくちゃ差は感じる。
まぁコナンとかコンビニで流すような無難に歌える曲は歌えるけど、歌唱力とかそういうのはそこまで・・・みたいなどうにも「二流感」が抜けない感じの御仁ではあった。
二流歌手が、ミステリアスな感じ出しても別にみんな「ふーん」って感じってイメージだった。
とはいっても2000年代よく彼女の歌は聞いていましたけどね。