古文漢文いらなくないすかぁ?と西村博之さんがおっしゃっていますが。

一柳です。

 

 

 

興味深い動画がこちらに

 

 

ここで、必修科目に「古文漢文」要らなくない?って提案している西村博之さん。それに反論する代々木セミナールの吉野啓介先生(しかし、日本人てどういう訳かこういう元不良が成功した人好きだよね)

 

 

 

まぁ議論は平行線だけど、概ねどちらも言いたい事は分かる。いや、もっと言うと、正直「古文漢文」が世の中に出て直接的には役に立ってないかどうかは自分も分からない(それによって論理的な思考が育つとかそう言うのもあるし)

 

 

 

 

ただ、西村博之さんが言っているのは、「もっと優先的に教える事無くない?」って話だ。

 

  

そちらも概ね合意。てか、この日本の学校教育は意図的かどうかは分からないが、いわゆる「金の匂いのする勉強」は極力避けてきた。

いや、何か国民に、役に立つか分からない学問を若いころからやらせて、それで金もうけが上手くできない人間ばかり作ってきて、役所や政府が言う事に対して都合の悪い事は教えないでいる気もする。

学校教育で育つのは、「意味のない暗記もソツなく出来て、金もうけや上の人間(政府の人間や会社の上司)との喧嘩の仕方も知らずに、従順で、上に立たない有能なサラリーマンな人間を育てる方法」と言う人間である。

 

 

 

この世界には嬉しい事に、弱者を救済し、会社の上の人間とも戦える「労働基準法」もあれば、訴訟と言う強者と戦う方法もあるのだが、そういうのも極力教えずに大体、学校から卒業させて、それで大組織から抜け出したら手も足も出ない人間が出来る。

 

大組織を抜けたら、知識も知恵も無いから、結局何も考えないでも出来る仕事をせざるを得なくなり、それが次第に「ワーキングプア」に変わっていく。

どういう訳かこの日本では「組織に属さず、要領よく金を儲ける奴」は悪人だと思われる。

金もうけ=人を騙すと言う風に思っている人も多く、借金もせずに会社からの給料のみで質素に暮らすのが最高の人生であると思っている人が多い(50代以降は特に)

あえて借金をして投資をすると言う行為は、極めて危険な行為とみなされて、どういう訳か借金して負けるしかないパチンコにつぎ込む人間と同等に思っている人もたくさんいる。

こう考えると国は、法律を熟知して戦う人間を作りたいと思っていない。そしてお勉強が沢山出来る弁護士と言う人間にしかそれに出来ないと思わされているが、案外その弁護士自体も喧嘩の仕方を知らなかったりする。

何か困った事でも起これば泣き寝入りする人間を作っている。だってそういう人間ばっかのが為政者には都合が良いのだから。

少なくとも古文漢文には、お上や上司と戦う方法もお金儲けの方法も書いてはいない。

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