建築資材・主に海外の木材が入ってきていないらしいじゃないですか。だからこれから新築の家が建たなくなるよ。って話。
一柳です。
結構今は深刻な状態らしいです。
ニュースでやっていませんが、まぁ木材が全然輸入されていないとか。
で、深刻な木材不足により、新築工事が至る所で止まり始めています。
何でも夏場を過ぎるとさらに深刻な状態になり、復活するめどもたってないとか。
とにかく値段も高騰しており、輸入してないから、国産に皆さんむらがったけど、それも尽き欠けているとか。
これは由々しき事態ですな。
で、これで何が問題かと言うと
①今、家を建てている人が家が完成しない→土地のローンが始まっているけど、賃貸生活は続くため、生活は苦しくなる
②完成しないからお金が入ってこない資金耐性が脆弱なハウスメーカーがつぶれる
③家が建たないから他の建築資材が売れなくなる
って所か。で、日本の林業は、安い外材のおかげで?壊滅しています。
もう全国、おじぃちゃんばかりで、日本の木を伐採してそれを製材するのを今更やろうと言っても大変です。
何でも、何故日本に輸出しなくなった勝手言うと、ニュースとかネットでは「中国の住宅需要が高まった」とか「アメリカの新築ブーム」とかいろいろ言ってるけど、結局建材屋に聞いたらこんな理由だった。
「日本が、海外の製材屋に嫌われてるから」
はっきりいって、日本は検品が厳しすぎるんだそうだ。ちょっとでも木材が添っていたりすると、すぐにNG。
でも途上国何かではそれはあまり気にしない。そして物価が日本に追いついてきたら、別にクレーマーでうるさい日本なんかに売らなくても良くなるわけだ。
それが今回の品薄の理由らしい。(海外の製材屋も昔から我慢してたんだろうな)
うーむ。それでこれから国産の木が日の目を見ることになるのかな???
うちの親父が言っていたけど、昭和30年代は、みんな山に杉の木を植えることに躍起になっていたそうだ。
国もそれを後押ししていて、「30年後には億万長者になれる」みたいに言われて、みんなじゃんじゃん雑木林をつぶして杉林に変えたらしい。
で、30年後が来たら、結局外来材にとってかわられて、結局昭和30年代に植えられた杉の木はもう運び出すだけで赤字みたいな感じになってしまった。
で、大量にほったらかしにされた杉から出た大量の花粉が、現在のスギ花粉による花粉症である(花粉症ってこう考えると人災だよね)
雑木林に生えていた山の幸や、野山の獣たちは杉林では生活できず次々に姿を消した。杉林は一見、すごく自然にあふれて見えるけど、土が固くなりビックリするくらい他の生物が存在していない。山の砂漠と言われるゆえんだ。
まぁ、この機会に国中のスギ林をいっそのこと、全部出したらどうかとさえ思う。
まぁただ山間部の人たちは高齢化しすぎてもう難しいかもしれないけど、ここで国が圧力駆けて、大資本を持っている大企業にやらせれば良いのにな・・とも思う。
まぁこれは夢想の話だけど。