未熟なまま親になちゃいけないと言う風潮が、少子化の最大の原因だと思う。

出生数、21年に80万人割れも コロナで少子化想定超え: 日本経済新聞 (nikkei.com)

何だかんだで少子化が叫ばれて来たけど、何となく打開策も無いままグダグダ行っている感じである。

 

 

 

まぁ、子供も作ってない自分が言うのもなんだけど、正直、テレビの人たちが「保育園が~」とか「政府が~」とかいう考えがどうも的が外れている気がしてならない。

 

 

 それよりも現代に生きる20代、30代の根本的に脳みその中の深くにある悩みと言うかそういうものを取り除かない限り解決しないと思う。そう考えて、いくつか考えてみたけど・・・

 

  

 

まぁ、ぶっちゃけ言えば、この世の中、いくら不景気だろうと登り目が無かろうと、不自由しない生活が出来る。

別に炊飯器があれば、最小の労力で米も炊けるし、それにいくら金が無い人でも最低限車は持っていることも多い。お金が究極的に困れば、生活保護も受けれるしで(生活保護を進めてるわけじゃないですヨ)、正直、衣食住に満ち足りなくて困っている人なんてほとんど居ない。

徹底的に手を抜けば一人暮らしなんて金さえあれば楽勝だし、独り身で体裁が悪いこと以外正直、独身でいて困る事なんてほぼ無い。

大昔からある「夫婦で共同してやる事」は二つあった。それは子供をつくり育てることと、二人の力で何とかこの大自然の中を生きぬく事だった。

ただ、もう後者の目的は達成されている中で、もう夫婦になる意味は「子育て」しか意味はないと個人的には思っている。(お子さんのいないご夫婦の方ごめんなさい)

 

 

で、この楽勝で気が楽で仕方ない独身生活から、意見が衝突しあって他人と暮らす夫婦生活に身を投じることが正直、両者の得にならないことはままある。

 

  

しかも、今は増えてきたけど、シングルマザーに対する飾辺りはまだまだ強い。そして「どうせ結婚生活に我慢できなかったんでしょ?」みたいな否定的な意見もまだまだ根強い。

  

 

で、核家族化が進み、子供時代のころから「子育て」を見たことのない世代は、正直、幼児とかそういうものの面倒を見ることになれていない。

 

 

  

それでいて、親には責任は擦り付けてくる社会である。まだまだ「親は完璧でなければいけない」とか「親になるには未熟じゃいけない。」とか親になるという事に対するハードルが高すぎるのも問題があると思う。そしてどういう訳か100年前の親になった人たちより自分たちが人間的に劣っているだろうという変な劣等感も持っている事も多い。

 

 

で、子供を作っている世代は、若い世代は、割とそういう「責任?そんなの知らねぇよ」と言う層と、ガチでちゃんとしたサラリーマンできちんと交際を経て結婚したいわゆる「勝ち組」が多い気もする。

とかく現代は大変だ。

 

  

とにかく交通事故にあわないように子供の面倒を見なければならないし、それに幼稚園、小学校、中学校、高校、大学とそれぞれ金のかかるカリキュラムをしっかり踏んで、情報も享受しつつ、しかも専業主婦でなくて、働かないといけない。

 

 

こんな気楽な独身ライフを楽しめるこの日本で、何でわざわざ「母親」なんてキッツい事する必要があるのかと思う事さえある。

 

 

そして、現代では何故か女性の社会進出を言って、近所付き合いとか、子供のころから「赤ちゃんの扱い」も「幼児の扱い」も知らないまま育ち、「子育てしかしていない専業主婦だけじゃ退屈だろうから、働け」みたいな道理がまかり通っている。

 

 

で、子育てはワンオペでやるもんだから、そして過去のご先祖様の母親もみんなやってきた。子育てごとき出来ないやつは母親失格!!!みたいな風潮はすごく感じる。

 

 

しかし・・・しかしだ・・・男の専業主夫さんがこんなことを言っていた。2歳の子供の面倒を見ているが、まさかここまで大変な事だと思わなかった。正直、二日できがどうにかなりそうだった。と。

 

 

  

そう。幼児や赤ちゃんの子育てはとんでもない重労働だ。しかも時間無制限。とんでもないブラックな職場である。

それをどういう訳か?現代社会では「誰でもやれる楽勝な事」みたいにとられて、「子育てしながらフルタイムで働けるっしょ」みたいな事も言ってきた。正直、でもそれは男でも無理。

※自分は、正直今の仕事の方が幼児の子育てよりずっと楽だと思ってます。

 

 

 

そこで、まぁ100年前は15,6で親になる人も多かった。今では非行の象徴見たく言われるが(笑) ただ100年前の人たちが今の世代の人たちより遥かに優秀で、頭が良い人たちだとは正直思えないし、そこまで人間進化したとは思えない。

 

 で、何故100年前の未成年の子たちはいとも簡単に親に成れたのか?それを考えると解決案が出てくるけど

まず

  

①赤ちゃんや幼児の世話を見ることは日常茶飯事で珍しい事でもなかった←自分で初めて産んだとしても、子育ては初めてじゃないって自信がある。

  

②家事や育児が不得意だとしても、誰かしら近所のうるさいおばはんとかが、サポートしてくれている。

  

 

みたいな感じかな。

 

  

 

で、正直、親になるのが怖いとか、まだ自分がなったら不味いみたいな、そういう気持ちが、みんな心の底に眠っていると思う。それが少子化の原因だと思っている。

 

 

そして、現代の方が昔に比べて、遥かに「他人に完璧を求める」事が多く、その完璧な親に成れない事へのコンプレックスを自分にも他人にも求めてしまう。その悪循環が繰り広げられている感じだ。 

 

 

  

だから、声を大にして言いたい。今、赤ちゃんや幼児の世話をして、気がどうにかなりそうで、ストレス満々なお母さん。それあなたは、今、人生で一番キッツい仕事をしているんです。気がどうにかなりそうになるのは当たり前です。と。

 

  

 

で、子育ても学校の授業の一環に入れてはどうかとも思う。小学生や中学生に誰かの赤ちゃんを任せるというのは大変問題は出そうだけど、どこかで子育ての経験をさせるのは絶対悪くないと思う。

 

 

  

そして、未熟な母親でも許そうと言う社会の意識づけも必要だ。そして他人にも自分にも完璧は求めるな。と。子育てがきつくなったら、誰かに助けを求めればよい。

 

  

そして、国全体が、子育てに協力していく・・・くらいの気概が無いとガチで少子化なんて解決しないと思う。もうワンオペで子育てなんて、どだい無理であるとそろそろ国会銀の先生も思った方がよい。

  

 

 

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