現金で不動産を買うときは実印はいらないし、住民票と100均で買ったハンコで大丈夫
一柳です。
不動産やっててお客様に驚かれる話その②
それは・・・・・
不動産を現金で購入する場合は、印鑑証明と実印は要らないって事。住民票と印鑑だけで事足ります。(売る場合は印鑑証明と実印が要りますが)
言ってしまえば、役所(法務局)は現金で買う場合は、買主の本人確認を厳重にはしないって事です。
まぁ言ってしまえば、「お金を払う」側の人間ですから、なりすましや騙しをする必要がないわけで、詐欺の要素で得をする側の人間じゃないわけですから、そこまで厳重に本人確認しないんですね。
でも、お客様にそれをお伝えすると、「え?」と驚かれます。
しかも実印はその間、一度も登場しません。
まぁ本人確認を厳重にしないから、実印と印鑑証明くっつけてやる必要もなく、登記当日に、その辺の100均で買った三文判でも全然やれちゃうって話ですね。これ。
ちなみに、実印はその印鑑だけでは効果がなく、印鑑証明があって初めて「実印」であって、その辺の100均で買った印鑑でも、「実印」として登録することも出来るので、ン万円もする象牙の印鑑でなくても全然良いわけですね。
(意外と高価な印鑑じゃないと、実印じゃないんじゃないかって思ってる人は多いですよ~)
なんで、現金で不動産を買う場合は・・
●お金
●住民票
●三文判
●顔つきの身分証明書(大抵免許証)
で終わりです。
何かめちゃくちゃ簡単すぎて恐ろしいですね(笑)