経理のおっさんと俺その① 経営と経理のいろは過ぎるお話
緑区の売却購入不動産一柳です。
実は、週一で経理でおじさんに来てもらってます。やってもらってるのはやよい会計。ちなみに私は個人事業主です。
さて、個人事業主ですから、当然12月締めで確定申告を3月に控えてるわけですが、昨日おっさんが帰り際にとんでもない事を言いました。
おっさん「お前、多分色々税金ひっくるめると200万くらい来るからな。金ちゃんとよけとけよ。」
それを聞いて私はびっくり仰天
俺「それ誰の話?」
おっさん「おめーの話だよ!!!!だから金使い過ぎるなって言っただろ!」
俺「えぇ!!!だってえぇぇぇ!!!!!そんなに金使ってないよ~」
おっさん「帳簿上はきちんと利益出てるんだぞ。それに気づかないうちに金は使っちゃってるの。全く・・・金使わなきゃ良かっただろ。」
俺「えぇ・・やだぁ・・・払いたくないーーー」
おっさん「払いたくなきゃ700万か800万でも使い込めば良いじゃねぇか」
俺「それだとお金無くなっちゃう~」
おっさん「あのさぁ・・・中小企業のそこらの馬鹿なオヤジみたいな事言ってるなよ。大体な、税金も払わずに金をため込むことは出来ないようにこの世の中出来てるんだよ。」
俺「そうなの?」
おっさん「中小企業の頭が昭和なバカ社長はな、税金払うのがもったいないって言って、ヤレゴルフコンペだ、やれキャバクラだって・・散々経費で使っちまうんだよ。」
俺「あぁ・・そういう会社知ってるわ(笑)」
おっさん「第一、金なんて使ってしまえばすぐ無くなるんだよ。それに税金支払った後に残った金・・いわゆる内部留保ためておかないとマズイんだよ。いざ困ったときに物を言うのは金。現金なんだよ。」
俺「なるほどね。」
おっさん「第一儲かったら、バカな中小のオヤジはろくに従業員に給料も払わないで、てめぇらで贅沢三昧して経費使いまくって、それで赤字こいてる会社がいくつあると思ってるんだ?」
俺「そんなに世の中バカなの?」
おっさん「馬鹿ばっか!!!!中小のオヤジできちんと金の勘定ができる奴なんてそーは居ないよ。しかもカミさんまで頭が足りないとさらに悲惨な事になるな。」
俺「経理とか経営とかってもっと難しい話だと思ってた。」
おっさん「何も難しい事なんかあるもんか。簡単だよ。例えば目の前に100万儲かった話が有ったとするだろ?それを全部経費で使い込むんじゃなくて、残しておくんだよ。しかも、法人税何てどんだけ高くても40%だ。100万儲けたら40万税金払って60万残ったら、それを金庫に取っておけば良いんだって。」
俺「そんな簡単な理屈・・・幼稚園児でも分かるよね?そんな話分からない人いるんだ。」
おっさん「分かってないバカオヤジどもがのさばってるから、どんどん会社は潰れてるんじゃねぇか。」
俺「そんなアホな理由で会社って潰れてるんだ・・・・」
おっさん「それに税金きちんと払わないとな。お前に銀行だって金貸してくれないぞ。第一税金も発生しないくらいピーピー言ってるところに誰が金貸すんだよ。同じようにお前、赤字こいたら住宅ローンも組めなくなるぞ。」
俺「そっかぁ・・・税金払うメリットは大きんだなぁ・・税金払わずに小細工したら社会的信用は無くなる・・世の中上手い事出来てんなぁ」
明日へ続きます。