貧しくなりダメになる国・日本その2
一柳です。すみません。暗い話ですが
日本がダメになっている感が今、すごいんですが、それもこれも少子高齢化は外せない話になっている気はします。
そんな中で、少子高齢化を考えたいと思います。
これ見ると改めてすごいと思う。いや、もう30年前から半分以下になってんのか。
第一次ベビーブームの子供が1970年代後半のベビーブームの親になった訳で、それで250万人いた人たちが200万人ほど子供を作り、そして1980年代や1990年位に生まれた人たちは、毎年100マン人位しか子供を作れていない。
これを見ると160万人くらいいた人たちが100万人くらいしか子供を産めていない計算になる。約6割か。
で、産んだ子供の6掛けしか子孫を残せていないと言う訳になるので、日本は破滅への道を自ら進んでいる事にもなる。
さて、次に婚姻率と離婚率です。
実は、婚姻数はそこまで減ってないと言う事実。ぶっちゃけて適齢期の人間は減っている割には驚きである。
そして離婚件数も減っているという驚きの事実(ただ婚姻数が増えてないからね)
離婚率は減っている事を考えると、今は10年前よりも「離婚する確率は減っている」のだろう。
そして団塊の世代でも離婚率は今の10分の1くらいかと思いましたが、案外今の半分以上。今の夫婦がめちゃくちゃ離婚している訳でもない。
ただ、それでも出生率は減っている。それもこれも実は結婚した夫婦が子供ができにくくなっていると言う事実もある。
ぶっちゃけ不妊治療なんかも正直、めちゃくちゃお金がかかる。
しかも保険適用外の場合が多く、それも人口減少の要因になっている
(ぶっちゃけ都心では不妊治療に数百万円つぎ込んでいる夫婦も珍しくない)
そして、どういう訳かこの日本では不妊治療の理解が少ない。(男性に原因が多い場合もあるんだが、それを知らない男性が多い)
そして結婚に関してだが、お見合いが減って、結果婚姻率も下がっているのが分かる。
もう、これ今の時代「恋愛で運命の人に出会い結婚すべき」と言う恋愛ドラマやJポップソングで歌われた物を基準にし過ぎてしまい、いわゆる「運命の人」に永遠と出会えない人が増えている気もする。
正直、結婚相談所も多くあるが、多くの場合成婚退会する割合は20%を切っている場合が多く(入会者が相談所で8割以上結婚できていない)
これも少子化の対策になっているとも思えない。
これは、もう時代の考え方としか言えず、男も女もそうだけど、「ピンときた運命の人としか結婚したくない」と言う考えが一番邪魔なんだと思う。
運命の人と結婚しなかった時代の人たちが離婚率が高かった訳でもない。
いや、恋愛結婚した人たちのが離婚率が高いんだから、果たして「勘で判断した結婚相手」を選ぶこと自体正しいのかどうかも分からない。
そして相談所に登録したこともあったんだけど、実際相談所にあった講座みたいなものの一覧を見て愕然とした
●女性に嫌われないしゃべり方
●女性に嫌われないファッションコーデ
等々・・
いわゆる「どうしたら嫌われないか」そしてどうしたら「欠点がない」ようになれるかがカギみたいな感じだった。
正直、結婚生活は他人との生活だ。言ってしまえば。
そこでなるたけ「嫌悪感の無い人」と一緒に居たいと言う感じになってきてるのかと思う。
で、これを言うともう本当に身も蓋も無いんだけど・・・・
多分めっちゃカッコよくておしゃれな男性が目の前に現れて、好きだよ。と言ったら大抵の女性は「運命の人」と思うんじゃないかな。
運命の人とか惚れるなんて、そんな程度の物かもしれない。それが成立してるんだからホストなんて商売が有る訳だし。
さて、そんなこんなで思いついた少子化対策は以上です
●不妊治療を保険の対象にすべし(少子化に一番効果的だと思うが)
●子供一人産んだら報奨金を出す(1000万くらい)
●教育で、運命の人と出会う恋愛賛歌みたいな物を極力しない
●別に運命の人じゃなくても結婚して、慣れればそこそこ幸せになれると言う価値観を広める。