Mリーグを最近よく見るようになって、思う事
最近、Mリーグをよく見るようになってきた。
まぁ、こうやって麻雀と言うゲームが日の目を見るようになったのは、1麻雀ファンからすれば大変うれしい事だ。
そして、今8チームでリーグ戦をやっていて32人の選手で戦っている。
ただ、その32人も日本全国で一番強い32に人が集まっているという訳でもなく、人気やビジュアルはかなり考えて選ばれている印象だ。
どんなに負けが込んでいても、岡田選手や高宮選手が居なくなることは考えづらく、逆に冴えない「オジサン」達は勝たないと残れない印象だ。
しかし、見ていて思うのだが、つくづくこのゲーム良く分からなくなることが多い。それが
「このゲームに上手いって何だろう?」みたいに思う事だ
何というか、相手の当り牌を魔法のように読み込み、危機回避しても負ける時は負ける。
そして、何も考えずに向こう見ずの怖いもの知らずの手順を踏まないと勝てない時もある。
そして、このゲームの最大の欠点だが、運の要素が強すぎて、ルールを知っている人だったら、Mリーガー相手にさえも100回やって100回負けるなんてことはまず起きない。
逆に将棋や囲碁では1億回やっても素人は永遠にプロには勝てない。
上手な人間が誰かはっきり言って分からなくなるのだ。つまりは、麻雀とはプロと素人との実力差が目に見えて分からないゲームなんである。
正直、その辺の雀荘のおっさん達の麻雀と何がどう違うのかな?と思う事もなくは無い。
だから、まぁエンターテイメント性の強い娯楽で、芸能人でやってた「割れ目でポン」みたいな雰囲気で自分は見ている。
そんなMリーグ見てて思うんだが、漠然と何だけど、各選手「お上手な麻雀」を打とうとしてないか?
そして、「消極的な麻雀」で降り打ちしてるのに過ぎないのに、それで当り牌を止めたら、「さすがプロ」と言って絶賛する解説。正直見ているこっちは興ざめしてるんだが。
何回か見てたけど、リーチすれば降りるの分かってんのにあえて、ダマにして、他家からリーチが入り、聴牌を崩すプレイヤーや、押してたら逃げ切れたのに、相手にまんまとあがられて、逆転を許すプレイヤーも見てきた。(酷い下り打ちはそこまで見ないけど)
無筋で放銃を何よりかっこ悪いみたいに思ってるような感じで、そして鳴きまくるとか、あがりに貪欲に向かう事を何か「かっこ悪い事」みたいに思ってないかな?
どうも、「あがりに貪欲に向かう事を下手糞」みたいに思ってみんな打ってるような感じはする。その貪欲さを最大限に追求したのが「魔王佐々木寿人」なんだが。
今年は絶不調だけどね。
さて、そんなこんなで、このMリーグに対して見てて思うある。
それは他の人が思う事なのかもしれないが、「強い素人入れたら、本当にMリーグで勝てないんだろうか」みたいな興味はある。
で、自分の希望的観測だが、あえて2チームの素人入れて、リーグ戦を戦ってほしい。
そこで、提唱するのが以下のチーム
●チーム6大学
東京の6大学の麻雀同好会みたいなののエース級をそろえてリーグ戦に参戦。
若くて勢いが有り、頭の良い人たちがどこまでやれるかめちゃくちゃ興味はある。
このチームが優勝してしまったら、Mリーグは根底から考え直さないといけないだろうか。
●チーム 「囲碁」「将棋」
実現は、難しいだろうがプロ麻雀士より遥かに鳴るのが難しい、囲碁や将棋のプロが出る。麻雀で
彼らの常人離れした頭脳がどこまで本チャンのMリーガーに通用するか楽しみである。
●チーム 全国チェーン雀荘店員
全国の雀荘のチェーン店の一番強い店員を連れてくる。サングループとかいろいろあるけど、そこで勢いのある人がどこまで勝てるか・・大変見ごたえがありそう。
と色々考えてました。
まぁとりとめがなくなるのでこの辺で。