一柳です。

まぁyoutubeを見ると、出るわ出るわ。何か胡散臭いCM。

　

　

　で、その中で気になったのが、セールストークというかコピーライターのお話。

何でもゲーリーハルバートさんという伝説の？コピーライターらしいのお話なんだけど、その話がすっげードヤ顔で語られるんだけど、正直、「なるほど！」「そっかぁ！」って全然思えなくて「だから何？」って話だったんだけど、これがそのお話↓　

　

　

そしてゲーリーさんのご尊顔がこんな感じ。うん。胡散臭いな

　

　

　

　

ゲーリーハルバートと言う今は亡き、世界で最高のコピーライターと言われた男のセミナーでの話だ。セミナーの最中、ゲーリーは参加者にこんな質問をした。

「もし、オレとあんたらがハンバーガー屋を始めたとする。それで、誰が一番売れるか競争したとする。そしたら、あんたは、その競争に勝つためにどんな”条件”が欲しい？」

答えはバラバラだった・・・

「隠し味に使う秘密のソースが欲しい」「最高のハンバーガーを作るために最高の牛肉が必要だ」などなど、中には、「最高の場所」と言った者もいた。あるいは、最も低価格で売りたいと言うものもいた。

ゲーリーはこう答えた。

「OK。あんたたちにその条件を全部くれてやろう。全部の有利な条件をあんた達にやった所で、オレはたった一つだけ欲しいものがある。それさえあれば、オレはあんた達全員を打ち負かす事ができるぜ」

「一体、何が欲しいんだ？」聴衆は聞いた

「オレがたった一つだけ欲しいもの、、、それは、、、」彼は答える。

「・・・腹を空かせた群衆だよ！」

　

　

　

　

　

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何かyoutubeのCMでは、このオチで、CM見てた皆さんを言い負かしました！みたいな感じでやってたんだけど、正直、この話を聞いて「だから何？」としか思えなかった。

　

　

　

いや、腹を空かせた群衆がハンバーガーを食べたいのは分かるんだが、だけど金を持ってない腹を空かせた群衆を相手にしても何も意味がないわけで。逆にハンバーガーを買える金がある腹を空かせた群衆のいる場所ってこの地球上のどこにあるんだろう・・・・

しかも腹を空かせた群衆が要る所って、正直、経済も何もかもが崩壊した途上国とか内戦やってるような国じゃない？

そんなとこ行ってどうやってハンバーガーなんて売るのさ？って自分だったらこの人に反論したくなっちゃうな。

　

　

　

　

てか、こんなんで言い負かされた気持ちになっている人って、一体どんだけ情弱なのさ？って思う。

こうやって言い負かして、いう事を聞かせるのが彼の仕事の本質だと思えてくる。

　

　

　

　　

　

この設問で、まぁ言いたいのは「誰が買ってくれるのか？」って視点がみんな意外と抜け落ちてるよねー－って事なんだろうけど、でもこの人の答えって、「話を聞きに来た人を言い負かしてやろう」みたいな根性の悪い魂胆が見え隠れする。

　

　

　

　

　　

まぁこれは、ハンバーガーをどうやったら売れるのか？と考えた話じゃなくて、今日来た連中をどうやって言い負かしてやろう？俺のいう事を聞かせてやろう？と考えた結論にしか見えない。

　

　

　

で、彼の導き出した答えが、世の道理に全く合っていない事を誰も指摘してないし、この話を聞いて「すげー！！！」って思える人って、どんだけピュアんだんろうなぁ・・とは思う。