あなたおかしいですよ9 うまい棒
緑区の売却購入不動産一柳です。
演劇の脚本(独演)みたいなものを考えました。うまいぼう
Mr.あいろに・・・常に世の中を斜めに見たがる、評論家、知ったかぶり、見栄っ張り等々色々と難のある男である。常に書斎に居てコーヒーをすすっている。
何か「懐かしいネタ」について熱く語る男である。
・・インタビュアーが訪問し、そしてMr.あいろにに、インタビューするだけの話。ただインタビュアーのセリフは出てこない
Mr.あいろにが、〇×の書いた赤と白の帽子を被りながら、何か叫んでいる
あいろに「そして、答えは・・・NOOOOOO(ノーーーー!!!!)!!!!!!」
インタビュアーを見るあいろい
あいろに「おや、貴方あこれ分かります?わっかんないだろうなぁ(笑)」
あいろに「超ローカルネタですからね。東海地区限定の。」
あいろに「昔は林家こぶ平(現林家正蔵)が司会していた天才クイズですよ。」
あいろに「東海地方の人は、ずっとこれが全国区だと思っていた人も多い番組でしたえぇ。」
あいろに「まぁ、敷島パン提供とか、言っても貴方みたいな無教養な人には分からないでしょうね・・ぷぷ!!!」
あいろに、コーヒーを取って机に座る。
あいろに「さて、無教養な貴方にマウント取って威張るのはこれくらいにして・・・で、今日は何ですか?」
あいろに「ふーん・・・今日は、うまい棒ですか。」
あいろに「うまい棒って、けっこうアレなんですよね。まぁその・・・あのキャラが非常に微妙と言うか、この著作権云々うるさくなった時代に、あのキャラが・・・ですよね。」
あいろに、コーヒーを飲む
あいろに「皆までは言えませんが、あのキャラ・・・1979年にうまい棒が登場した同時に出来たキャラですが・・そのまんまっていうかね」
あいろに「これ以上具体的に言うとやばいんで、あえて名前は伏せますがね。えぇ・・制作会社のやおきんさんに、どなたかが、インタビューしたそうですが、その部分には、一切その件には触れなかったそうです。」
あいろに「製造された1979年当時は、著作権もあったんでしょうけど、今みたいに、叩かれる時代でもなかったし、今の時代でも叩かれてないし、。売れてメジャーになったら、そんな事、みんな目を瞑ってくれるようになるんですね。」
あいろに「ちなみに、もちろん、あちらの方からは一切、許可とかそういうのは取ってないらしいです。あくまで建前はオリジナルキャラだそうで。えぇ。長らく名前すら決まってなかったみたいですが。」
あいろに「うん。そういう事ですよ。えぇ・・・」
あいろに「同じことをこの時代に大手製菓メーカーがやったら、盛大に叩かれてるんでしょうけど、まぁあちらから一切クレームも来てないみたいだし、まぁ、大人の事情が多少絡むんでしょうけど、まぁそれはそれで良いんでしょうね。」
あいろに「あちらとか、あのキャラとか、何の事だか分からないって?あのですね・・・それ聞くだけ野暮ってもんですよ。」
あいろに、コーヒーをすする。
あいろに「僕は、やっぱり鉄板で、一番「チーズ味」が好きですよ。コーンポタージュ味も根強い人気は有りますからね。」
あいろに「何かまぁそんな微妙な事もある、うまい棒ですが、あれはあれで、ものすごいものなんですよ。」
あいろに「今の時代にいまだに10円で提供してるとかね。あり得ないですよ。これ。」
あいろに「チロルチョコだって、昔は10円で買えましたけど、今は30円とか50円とか普通にしますし。もう今のこの時代に「駄菓子」を提供し続けて、誰もが知っている駄菓子で居続ける・・この難しさは貴方には分からないでしょう?」
あいろに「恐らく原価の高騰とか色々あったんですけど、それでも変わらず同じ値段で商品を提供し続けてる、メーカーのやおきんさんには尊敬を禁じ得ない。まぁ微妙な大人の事情は有りますが。」
あいろに「ぶっちゃけ、運動会の景品とか、くじ引きの、残念賞で登場した回数はぶっちぎりで、日本一だと思います。」
あいろに「安くて、残念賞だけど、もらっても困らない商品ナンバーワンです。提供する人も懐が痛まない、もらった側も、まぁそこまで悪い気はしない・・そんな絶妙な商品が他に何が有ると言うのです!!!!」
あいろに、外を見つめる
あいろに「そんな誰からも愛される美味い棒・・正直、うまい棒をディスってる奴は見たことないです。えぇ、微妙な大人の事情が有れども。」
あいろに「このご時世(2020年4月26日)だからこそ、うまい棒を大人買いして、うまい棒使った料理とか、youtubeでやれば流行りそうですがね。」
あいろに「意外と美味いんですよ。粉々にした美味い棒をかけて、お茶漬けにするとか、」
あいろに「コーンポタージュ味も砕いて、牛乳で溶かして温める「なんちゃってポタージュ」とかね。」
あいろに「今、皆さん懐事情も寂しく、家で暇しているでしょうから、うまい棒使って、色々料理するのも楽しいかもしれませんね。・・・って、さて、そんなこと言ってたら、なんかむらむらしてきたな・・」
あいろに席を立つ
あいろに「さて、今から私の得意メニューのうまい棒シリアルを作ります。美味い棒を包丁で切って、ナッツとかチョコとかを混ぜて、牛乳で溶かすシリアルですが」
あいろに「さぁ帰った帰った!!!!もううまい棒の事しか頭に浮かばない!!!貴方もさっさと帰って、うまい棒食って寝なさい」
インタビュアー、出る。