天牌の来賀友志先生が亡くなりました。天牌の想い出とか色々・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab2bc03bbd3f4d6536828fb5449872e3c70d8fc2
人気麻雀漫画「麻雀飛龍伝説 天牌」などの原作で知られた劇画作家の来賀友志(くが・ともし=本名・江畑博之)氏が、8日午後6時34分に死去したと、次男の江畑有流氏が10日に来賀氏の公式フェイスブックで明かした。65歳。通夜は13日午後6時から、葬儀は14日午前10時45分から、東京都練馬区の「愛染院会館 第一」で行われるという。喪主は妻・江畑智奈実さん。
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いやぁビックリしました。
実は、ツイッターで来賀友志先生とつながっていて、色々やり取りをして頂いた経緯もあり、このニュースをみて「え?」ってつい声が出ちゃいました。
故人の冥福を祈るより、天牌の想い出をたくさん語りたくなって日記書きます。ちなみにTwitter上でついつい、先生に対して「最近の天牌前と違って面白くないです。長野闘牌みたいな面白いの書いてください」とか生意気抜かしてごめんなさい。そんなわたくし目にも大人な対応していただいて本当にありがたかったです。その時は大変失礼しました。
そんな生意気抜かしていた私ですが、毎週の木曜日の漫画ゴラクを楽しみにしてましたが、今度から何を楽しみに木曜日を活きればよいのでしょうか?もうゴラクは「江戸前の旬」しか読まなくなりそうです。
てか、漫画ゴラクの看板漫画の主人公はどっちも「しゅん」君なんですね(旬と瞬。今気づいたわ)
大昔、学生寮の先輩の部屋で麻雀しながら読んでいたのが、まぁ大体、福本伸行先生の「天」と「アカギ」そして天牌と、あとは本壮一先生の「萬」だったかな。
ちなみに天牌とは主人公の沖本瞬っていう、フリーターというかプータローさんが、職業「麻雀打ち」として、色々な麻雀を生業としている組関係者とか雀荘のおっちゃん達と麻雀バトルする漫画です。もう四半世紀続いてるんだね。
で、最初は超人じみた打ち筋の麻雀を書いていらっしゃいましたが?今はMリーグの影響もあってか、かなりリアルそうな闘牌を書いています。(後半は役満は意外と出ない)
登場人物はこんな感じ
この黒沢義明さんって言う人が、沖本さんの師匠で、まぁ連載初期頃に病気で居なくなります。ただこの作品の中では一番強い。そして本作よりこの人が主人公の「天牌外伝」の人情話はベタだけど結構好き。
で、谷口隆さんと伊藤芳一さんと、後藤正也さんは、プータロー、東大生、東大生という感じですが、谷口さんはすぐに亡くなり?伊藤さんは強くなるために、背中に彫りもんし、闇落ちして東大中退、そして後藤さんはヤク中になり、中退・・・
来賀先生・・・東大生に恨みでもあるんですか?ってくらい二人とも闇落ちしてますね。
何かみんなロクな人生歩んでないな。
で、僕の中で一番好きなキャラはこの影村遼。最初は何かチャラいホストみたいな感じで出てきたけど、まぁ彼もまがいなきクズです(笑) あと、女にモテる。そして女の扱いがひどい。
で、多分この作品の中で、沖本さんは有り余る天運をもって真面目に麻雀にとりくんでいるんだけど、遼ちゃんは何か運に見放されたり、ヤクザに雪山に埋められて指を失ったりと、まぁ一番地獄を見ることになります。ただ肝心な所では勝ってたりするんで、真面目な沖本君見てるより彼見た方が面白い。
そして苦戦して、心の声が一番漏れるのが彼で、彼が主人公でいいんじゃね?と思ったことも多々あります。
うん。まごうことなき清々しいほどのクズです(笑)だけど、何故か彼を応援したくなるのはなぜか。
ただ、最近、彼も悪い事もしまくって、そして反省して毒気を抜かれて、表舞台からドロップアウトしました。
この彼女さんも「智美」さんていうんですが、「明美」とか色々間違えて呼ばれてましたね(笑)
ちなみに僕の中では、遼ちゃんのドロップアウトにより、天牌が一つ終わりを告げた気がします。(こいつほどモガいて苦しんでいるキャラいないもんなぁ)
次に好きなのは北岡静一さん
人を舐め腐った態度で、ひょうひょうとした彼ですが、この「や~んぴ」はメチャクチャ印象に残ってます(笑)
きっと来賀先生が考えた若者言葉なんでしょうが、聞いたことないしな。
ちなみに映画と言うかそういうもの作られていて、北岡さん役にはアンタッチャブルの柴田英嗣さんが出てたりしてます。
うん。てかまぁ映画は柴田さん以外は「知らない俳優が棒読みセリフでしゃべる」クソ映画何で・・・まぁ天牌好きな人は見てみたら良いとは思います。
あと好きなキャラは病気持ちだけど、天才の菊多さん
あと、津神元さんっていう、調子コキキャラさんが調子こいて地獄に落ちた時の画像はっつけて終わろうと思います。